クライアントから打ち合わせに呼ばれた際に「手帳1つで来てもらえれば…」と言われたことがあります。要するに「手ぶらで来てくださいよ」ということの婉曲表現なんですが、これ、物理的になかなか難しい。
手帳があるならペンケースごと筆記用具を持っていきたいし、スマホもないと困るし、名刺入れとのど飴も欲しい。最終的にはカバンが必要になってきて、結果として手帳1つというのは実現しがたいことになります。
とはいえ、可能な限り身軽に移動したい、という気持ちも確かにあります。手帳1つで動き回れたら、どんなに楽か。
そこで今回は、手帳に着せるタイプの収納ポーチ「手帳のはらまき」を紹介しましょう。これがあれば、携帯する荷物次第では本当に「手帳1つ」が実現できるかも?
【手帳に着せるタイプの収納ポーチ「手帳のはらまき」はこんな人にオススメ!】
- 荷物を最小限に移動したい
- 会議などで移動する際に、荷物をひとまとめにしたい
- 筆記具、手帳、スマホや小物をまとめて収納でき、デザイン性の高いポーチを探している
見た目キュートで収納力もしっかり! 手帳に着せる腹巻きポーチ
デザインフィルから9月に発売された「手帳のはらまき」は、その名の通りニットでできた腹巻きのようなかわいいフォルムがポイント。これを手帳にスポッとかぶせて着せることで、ブックバンド兼ポーチとして機能します。
素材はニットの産地として有名な新潟県五泉市の“五泉ニット”を使用しており、品質も間違いありません。
ラインアップは、温かみのあるケーブル編み(紺、黄色)と、キュートなツートンのリブ編み(ツートーン薄紫、ツートーン水色)の計4色。どちらの編み方も薄手ニット靴下ほどの厚みが二重になっているので、かなりしっかりした手触り。
これを手帳に着せると、いかにも手帳が暖かな腹巻きを巻いてるようなビジュアルに。この状態がまずとてもかわいいうえに、カバンの中でページが勝手に開いてしまうのを防いでくれます。
手帳はA6〜B6サイズに対応。 B6でも厚みによっては少しパツパツになるので、上写真の通りB6スリムサイズなどの手帳がジャストフィットだと感じました。
A6サイズに着せる場合は、フタの折り返しを長めに取るなどして上下の寸法を調整すると、着脱しやすくなります。
実際に着せた状態で持ち歩いたときは、とにかく手触りの気持ち良さが印象的でした。
たとえば塩ビの透明カバーを付けた手帳だと、手に持っている間に汗で湿ってベタベタするなど、不快さを感じるケースもしばしば。対してニットの腹巻きなら常にサラッとしており、かつ、これからのシーズンなら手触りの暖かさもうれしいところです。